熱中症とは

熱中症は、高温多湿な環境下で体温調節機能がうまく働かなくなり、体内の水分や塩分のバランスが崩れることで起こる状態です。屋外だけでなく、室内や夜間でも発症することがあり、高齢者や持病のある方では特に注意が必要です。

初期には軽い体調不良として現れることも多く、見過ごされやすい点が特徴です。

主な症状

  • めまい、立ちくらみ
  • 頭痛
  • 倦怠感、脱力感
  • 吐き気、食欲不振
  • 大量の発汗、または汗が出ない

重症化すると、意識障害やけいれんを伴うことがあります。

原因とリスク因子

高温環境に加え、以下の要因が重なることで発症しやすくなります。

  • 水分・塩分摂取不足
  • 高齢
  • 心臓・腎臓の病気
  • 利尿薬などの薬剤使用

内科での評価

症状や発症状況の確認に加え、必要に応じて血液検査で脱水や電解質異常の有無を評価します。意識状態や循環動態も重要な判断材料となります。

治療について

治療の基本は、体温管理と水分・電解質補正です。

  • 軽症例では、安静・冷却・経口補水
  • 中等症以上では、点滴による補液が検討されます

症状や全身状態に応じて、適切な対応が行われます。

受診の目安

  • 水分が摂れない
  • 頭痛や吐き気が強い
  • 意識がもうろうとする

これらがある場合、早めの医療機関受診が勧められます。