脈が飛ぶ?動悸や不整脈が気になる方へ

―尼崎 出屋敷の循環器内科が解説します―

「急に心臓がドキドキする」「脈が飛ぶ感じがする」。
このような動悸の症状で受診される患者さんは少なくありません。突然胸がバクバクすると、「心臓の病気ではないか」と不安になる方も多いと思います。
動悸とは、自分の心臓の拍動を強く感じる状態のことをいいます。普段は心臓の鼓動を意識することはあまりありませんが、脈が速くなったり、不規則になったりすると、「ドキドキ」「バクバク」と感じるようになります。
尼崎、出屋敷駅近隣でも、「脈が飛ぶ感じがする」「不整脈ではないか心配」という相談で来院される方は少なくありません。動悸の原因はさまざまで、必ずしも心臓の病気とは限りません。例えば
・ストレス
・疲労や睡眠不足
・カフェインの摂取
・発熱
・貧血
・甲状腺機能の異常
などでも動悸が起こることがあります。
一方で、不整脈など心臓の病気が原因になっている場合もあります。特に「脈が一瞬飛ぶ感じがする」という症状の場合には、期外収縮と呼ばれる不整脈が起きていることがあります。期外収縮は比較的よくみられる不整脈で、多くの場合は心配のないものですが、頻繁に起こる場合や症状が強い場合には詳しい検査が必要になることがあります。
当院では、動悸の相談で受診された場合、まず症状の詳しいお話を伺うことを大切にしています。いつ起こるのか、どのくらい続くのか、胸痛や息切れを伴うのかなどを確認することで、原因の見当をつけていきます。
診察ではまず聴診を行い、心臓の音やリズム、雑音の有無などを確認します。そのうえで必要に応じて検査を行います。基本となる検査は心電図検査と胸部X線検査です。心電図では心臓のリズムを確認し、不整脈の有無を調べます。胸部X線では心臓の大きさや肺の状態を確認します。当院ではAIによる画像診断支援も併用しており、診断の参考にしています。
ただし、不整脈は常に出ているとは限らず、症状があるときにだけ現れることも少なくありません。そのため、診察時の心電図では異常が見つからないこともあります。そうした場合には、Holter(ホルター)心電図という検査を行うことがあります。これは小型の心電図装置を24時間装着し、日常生活の中で心臓のリズムを記録する検査です。動悸が起きたタイミングと心電図の変化を確認することで、不整脈の有無や種類を詳しく調べることができます。
さらに必要に応じて、心臓超音波検査(心エコー)を行うことも可能です。心エコーでは、心臓の動きや弁の状態、心臓の大きさなどを詳しく調べることができます。また、動悸の原因として甲状腺機能の異常が関係していることもあるため、必要に応じて血液検査で甲状腺機能を確認することもあります。
なお、検査については患者さんの負担ができるだけ大きくならないように、必要性を相談しながら進めていきます。まずは基本的な診察や検査を行い、その結果に応じて必要な検査を追加していく形で診療を行っています。
動悸の多くは心配のないものですが、次のような症状を伴う場合には注意が必要です。
・胸の痛みがある
・息苦しさを伴う
・めまいや失神がある
・動悸が長時間続く
このような場合には、早めの医療機関受診をおすすめします。
「脈が飛ぶ感じがする」「最近ドキドキすることが増えた」「不整脈ではないか心配」など、気になる症状があれば、尼崎 出屋敷駅直結の当院までお気軽にご相談ください。心臓の状態を確認しながら、安心して日常生活を送れるようお手伝いできればと思います。